お家でお店でできるヨ食品ロス削減
食べ残し、売れ残りや期限が近いなど様々な理由で、食べられるのに捨てられてしまう食品(食品ロス)。食品ロスが増えることは地球温暖化につながります。大切な食べものを無駄なく食べきる、環境面や家計面にも優しい簡単な工夫をご紹介します。

食品ロス削減 TVCM

「食品ロス」とは、本来食べられるにもかかわらず捨てられる食品のことををいうんだ。食べ物を捨てることはもったいないことで、環境にも悪い影響を与えるよ。一方で加工、調理などで発生する魚や肉の骨などの食べられない部分まで含んだ廃棄物を「食品廃棄物」と呼ぶんだよ。 日本ではどれくらいの食品ロスが発生しているの?日本の食品ロスの量は年間600万t。本来食べられるのに捨てられる食品である「食品ロス」の量は年間600万tになっているんだ。日本人の1人当たりの食品ロス量は1年で約47kg。これは日本人1人当たりが毎日お茶碗一杯分のご飯を捨てているのと同じ量になるんだ。
お家で減らせるよ!食品ロス量を大型(10トン)トラックに例えたら、1日に約1,640台分が捨てられていることになります
お家で食品ロス削減①食べ物が腐らないように冷蔵庫を活用しよう!食べ物を腐らせて廃棄しないように、下処理して冷蔵庫で食材を保管するようにしましょう。冷蔵庫内の整理整頓をすることでも食品ロスを削減できます。②料理を作りすぎないようにしよう!体調や健康、家族の予定にも配慮して、食べ切れる量を作るよう心がけましょう。食材の使い切りレシピなどの活用も効果的です。③好き嫌いせずに食べよう!食事を残さないよう、好き嫌いせずに食べましょう。余った料理は、リメイクレシピの活用などで食べ切る工夫をしましょう。
やってみよう! お店で食品ロス削減①「消費期限」と「賞味期限」の違いを知ろう!期限表示には「消費期限」と「賞味期限」があり、品質の劣化が早いものは「消費期限」、品質の劣化が比較的緩やかなものは「賞味期限」が商品に記載されます。おいしく食べられる期限が「賞味期限」、安全に食べられる期限が「消費期限」となります。お買い物の時にチェックしてみてね!② 買い物するときは手前からとろう!スーパーやコンビニなど買ってすぐ食べることの多い商品については棚の手前においた販売期限の近い商品を取るように心がけましょう。