
#077 龍馬学園さんのエコな取組
今回は職員と学生が一緒にエコアクションを行っている学校法人をご紹介!
「こうちSDGs推進企業」の登録を受け、
学校全体でエコアクションを推進する「学校法人 龍馬学園」さんの取組をご紹介します。
高知市で専門学校3校を運営している龍馬学園さんは、
2025年までに学校からのペットボトルごみ排出ゼロを掲げています。
そのため校内自動販売機でのペットボトル飲料販売を廃止し、
校内に誰でも自由に利用できるウォーターサーバーを設置して、
繰り返し使えるマイボトルの使用を呼びかけているそう。
その結果、
職員だけでなく学生のマイボトル持参や、ウォーターサーバー使用が定着し、
ペットボトルごみが確実に削減できているとのことです。
また授業で使用する教材は再利用することにも努めているそうで
【セールスマネジメント・ブライダル学科】では、デニムでおなじみ県内企業のisaさん
(有限会社じぃんず工房大方)と協同でジーンズ生地の端切れを捨てずに活用した商品を開発・製作したり、
【自動車整備工学科】では、乗らなくなった車や自動車部品を
ディーラーや卒業生から譲り受けて再利用したり、
ウエス(機械油等を拭き取るための布)は古布を利用したりと、
地球温暖化防止やSDGsの観点から、「廃棄物の発生削減」を意識して有限な資源を無駄なく使っています。
他にも実施されているエコアクションは多く、
校内ではエレベーターの使用を原則制限してエネルギーの使用を削減したり、
学校周辺の清掃活動を定期的に行ったり、ペーパーレスの授業を実施したりと、
学生と職員への環境配慮の意識づけに成功されているとのことです。
担当のHさんは、
「高知、そしてこれからの日本を担う若者への教育を通じ、学生が安心して
生活できる地球づくりを目指すとともにこれからも地球温暖化防止や
SDGsの理解促進・達成につながるよう職員・学生とともに身近なことから無理なくエコアクションを続けていきたいです」
と語っておられました。