冬の高温と少雪、海洋蓄熱量について(気象庁・高知地方気象台資料)

2020年03月17日

記録的暖冬となった要因やデータについて分かりやすく解説しています。

気象・気候の情報やデータ以外にも地震に関する資料や情報が豊富に掲載されています。


2019年12月~2月の天候は、東・西日本で記録的な暖冬で、冬の降雪量は全国的にかなり少なく、北・東日本日本海側で記録的な少雪となりました。

  • 「冬(12~2月)の天候」気象庁(3月2日報道発表資料)

https://www.jma.go.jp/jma/press/2003/02b/tenko201202.html

 


高温と少雪をもたらしている要因としては、日本付近における偏西風の北への蛇行や正の北極振動などにより、本州付近への寒気の南下が弱く、冬型の気圧配置が続かなかったことが考えられます。

  • 「令和元年12月以降の高温と少雪の状況について(速報)」気象庁(1月24日報道発表資料)

https://www.jma.go.jp/jma/press/2001/24b/press_r01shousetsu20200124.html

 


高知県の気象概況や警報・注意報の発表状況、災害が発生した場合の気象状況などを掲載しています。

  • 「高知県の気象(月報・年報)」高知地方気象台(3月11日更新定期刊行物)

https://www.jma-net.go.jp/kochi/koutinokisyou/kankoubutu/kankoubutu.html

 


地球温暖化により増加した熱エネルギーの約90%は海洋に取り込まれており、その熱エネルギーの変動を把握することは、地球温暖化を監視する上で大変重要です。

  • 「地球温暖化が進行、2019年の海洋の貯熱量は過去最大に」気象庁(2月20日報道発表資料)

https://www.jma.go.jp/jma/press/2002/20a/0220_OHC.html