「こまめに節約・省エネ」
高知市在住 宮田 尚美さん
宮田さんは5年前に夫婦二人で高知に戻ってこられた時、平屋の木造の家を新築され、オール電化にされたそうです。最初は経費の節約を目的として始めた取組が、結果的に省エネ・省資源につながるものであったそうです。
宮田さんの省エネ八つの取組
電気機器の使用に際して「省エネモード」がついていれば、極力それを使うようにしています。
★2 冷暖房の省エネ・節約利用
冬の暖房は蓄熱式電気暖房器を基本とし、エアコンは夜間と早朝の寒い時以外は極力使わないようにしています。また、蓄暖の蓄熱量は50%以下の設定でもよいことが分かり、実践しています。
★3 羽毛布団と湯たんぽで省電力
夜間、睡眠時にはエアコンは使わず、羽毛布団と湯たんぽを使用して暖をとります。
★4 エコキュートでCO2削減
給湯にはエコキュ-ト(自然冷媒ヒートポンプ式電気給湯器)を使用。冬場の給湯温度は42℃、風呂の温度は41℃以下に設定しています。
★5 風呂の省エネ
お風呂の湯はりの量は少なめに設定。二人の時は140Lにします。
★6 室内と外灯の照明の省エネ
室内と街灯の照明は必要なものだけにし、時間的にも無駄がないよう心掛けています。
★7 グリーンカーテンで涼しく
夏は庭に緑のカーテンをつくり、日差しを遮り風通しをよくするよう工夫。植え込みをつくり、野菜を植えて緑を多くしています。
★8 鍋帽子(保温具)を愛用
ご飯をつくる時や、料理の保温に鍋帽子という保温具を愛用しています。
宮田さんの省エネ結果
★電気使用量
(A)活動前の消費量 5,872kwh (B)活動期間の消費量 4,610kwh
省エネ効果((A)-(B)) -1,262kwh
「勝手の分らないままに、あれこれ気の付いたことを試行錯誤しながら省エネに取り組んできましたが、私のやってきたことは特に目新しいことではなく、誰でも気が付くことをこまめにやってきただけで、「ケチ」を趣旨としてやってきたに過ぎません。しかし、今後もこの取り組みを続け、さらにこまめに改善できることを見つけて実行していきたいと考えています」(宮田さん)